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2016.12.27
特集

音楽療法士〜資格取得後の奮闘記 第一回「初めての音楽療法」

本日、第一回目の音楽療法でした。人数は、46名(男性16名 女性30名)で、始まる前にほぼ全員にアセスメントをしました。時間は、14時~14時50分までと初回で様子を考えて、50分にしました。セッション内容は、前回お送りさせていただきました通りになり、曲は、ひな祭り、仰げば尊し、春が来た、春の小川、七つの子、旅の夜風、東京の花売り娘、夕焼け小焼けとなります。

 クライアント様の様子を見ると、唱歌率はかなり高く、最後まで声もかなり出ていました。手遊びでは、グーチョキパーと出すことに不自由もなく、しっかりと手を伸ばすことも心掛け、皆様も同じようにできていました。懐メロでは、旅の夜風では、愛染かつらに関すること(俳優女優、内容等)は発言もしっかり見られ普段答えない方でも答えていただけたとのことです。寝たきりの方は、目が開いたりと様子が変わる事が多く見られました。クールダウンでもしっかりと鎮める事もでき、なるべく静かな終わりに持っていくことができました。全体的に、スタッフの方からの報告では、14時からは昼寝をされる方が多数ですが、その様子は無かった。徘徊をされる方が今回は約1時間ずっと座り、唄っていた。歌は普段のカラオケよりも全体で唄うため声がよく聞こえた。とのことです。

 こちらからの考察では、やはり声が出ていたり、口が開いたりとされる方が多く見られました。懐メロでは、ほとんどの方が意識をはっきりとされて、事前に思っていたよりも発言が多かったことがよかったと思います。反省点は、曲が多過ぎると唄い疲れがあると思うので、なるべく次回は曲目をしっかりと決めていくことにします。以上になります。

学院長より

唱歌ではなく、歌唱ですよ。一時間でこの内容を入れると1つずつの効果が薄くなるので、曲数を増やすのではなく、曲の背景やエピソードをしっかり覚えて1曲に対する効果を上げるようにして下さい。