受講生の声
VOICE

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田地 礼依
東京都 50代
音楽療法士

医者として認知症患者様の治療に

私が始めてこちらの教室に足を踏み入れたのは2年前のことでした。幼少時より習っていたピアノを通じて音楽が情緒面に及ぼす影響に興味を持ち、自分自身が音楽から得た様々な感情を患者さんにも味わっていただくことで、ご本人やご家族の生活に少しでも安らぎや楽しみを添えられないかと思ったからです。

学院での授業は、新たな発見ばかりでした。原理にしっかり基づいた講義や、実際に施設でクライアントさんとコミュニケーションをとりながら行われる数多くの実習を通して、音楽が情緒面の安定だけでなく、運動機能の向上、脳の活性化など様々な可能性を持つこと、また、その働きをいかにして引き出したらいいかなど、実践的なことを学ぶことができました。

私は現在医者として認知症を始め神経の病気の患者さんの治療に携わっています。現代医療では治療の限界を感じることも多い分野だと思います。それだけに、音楽療法の効果には期待を持っています。効果の客観的な評価方法を確立して、医療としての可能性を広げていけたらいいなと思います。