受講生の声
VOICE

64
富田 麻子
高知県 50代
音楽療法士

ふと退職後のことが脳裏に浮かびました

[受講した理由] 

 現在、小学校教員で4~6年の音楽を受け持っています。55歳になった頃、それまで日々の仕事に従事することだけを考えていましたが、ふと退職後のことが脳裏に浮かびました。

 再任用制度があるとはいえ、体力がいる仕事だからいつまでもできない、でも仕事をして社会とは関わっていきたいと思っていました。音楽指導を通して子どもたちの成長を見られることに充実感を感じていましたし、両親が高齢になってきたので体の維持機能や生きる気力を持続させることにも興味関心がでてきたので、これらの人々に自分の経験を活かせることはないだろうかと考えて調べていくいくうちに音楽療法士という仕事があることを知りました。

 いくつかの講座を受けてみたものの、資格取得のための実習の基準が曖昧だったり、取得までの期間が長すぎたり、またコロナ禍の前だったので講座が東京であり毎回そこに行かなければいけないなど、仕事をしながらでは難しい状況でした。そんな時にこの学院を知りました。

[受講しての感想]

 私にとって良かったのは、通信制で自分のペースで取り組める、テキストがあって理論がしっかり学べる、単位取得の基準が明確であったということです。一応期間の猶予が3年ぐらいということだったので、最初の1年でレポートの提出を終え、半年を実習期間、そして3年目に認定試験を受ける準備、試験試験という段取りで合格しました。仕事をしながらでしたので期間内にできるか焦りましたが期間を融通していただいたのも有難かったです。

[資格取得後]

 現在は担当学年の授業の合間に支援学級の子どもたちに音楽療法行なっています。手遊び歌、ボディパーカッション、合奏、ボールやスカーフなど物を使った活動など実態に応じて行ない、喜んでもらって充実感わ感じているところです。まだ高齢者には接していませんが、音楽療法を通して人々の健康と幸せに関わっていけたら何よりの喜びと思って経験を積んでいるところです。

 資格取得までは担当の田中さんを始め、学院長先生、芦田さんとお世話になりました。有難うございました。