受講生の声
VOICE

32
中島恵理
京都府 50代
音楽療法士

修業は続く、いつまでも

[受講した理由]

 初めて音楽療法のことを知ったのは、音大生だった頃のことです。大好きな音楽を学んでいるというのに、そして音楽とは癒しであるはずなのに、こんなにしんどいのはなぜか。
そう感じていた時、一冊の本と出会い、興味を持つようになりました。けれども、当時は情報が大変少なかった上、演奏家や教師を目指すにはもっと体力や外向的な性格が必要だ、と感じていたその頃の私には、音楽療法士への道はそれ以上にハードルが高いと思われました。
それでも音楽修行を続けるうち、結婚後、言語聴覚士である夫を通して、以前は未知だった医療・福祉の世界を窺い知るようになり、昔諦めた音楽療法をもう一度勉強出来ないかと思うようになりました。そんな時、幸運にもこちらにご縁あって、素晴らしい学びの場を頂くことが出来たのです。

[受講しての感想]

 教科書を読んだり、レポートを添削して頂いたりして得られた知識は、学生の頃の独学とは比べものになりませんでしたし、スクーリングでは、一つ一つの授業が楽しく嬉しく、大人になってから新しく学べることのありがたさをひしひしと感じました。ただ、その先の認定試験で、プログラムを考え、実際にセッションを行う準備をして実行に移すのは、スケジュール的にも、私のもともとの性質からしても、かなり大変で時間がかかりました。その最中コロナ禍に見舞われてしまったこともあり、もう諦めるしかないかなと思っていた時、オンラインでの受験が認められるというお知らせを頂きました。最初は気後れして、とても出来そうにないと思いましたが、きびしくもあたたかいお言葉をかけて下さったご指導の先生方の励ましのおかげで、合格までなんとか頑張ることが出来ました。喜んでクライアント役をしてくれた生徒とそのご家族、協力してくれた私自身の家族にも、何度もお礼を言いたいです。

 私は音楽を通して人と関わることを、一生続けたいと思っています。修行は相変わらず楽ではありませんが、生きがいでもあります。
音楽療法の世界に新たな一歩を踏み出せたことに、心から感謝しています。